こ~んに~ちは〜
櫻坂46の新メンバーオーディションの開催が先日発表された。
櫻坂46が新メンバーを募集するのは2018年に坂道グループ全体で開催した「坂道合同新規メンバー募集オーディション」以来約4年ぶり。特設サイトには「咲かない人は、いない」といったキャッチコピーとともに「道がないなら、作ればいい」といった言葉や「君は、ずっと、もっと、輝ける」といったフレーズが印象的に綴られている(※1)。現メンバーから未来のメンバーへ向けたCMも公開されており、いよいよ三期生を迎える体制が整ったようだ。
加入から数年で頭角を現すメンバーも
グループのメンバー構成が変わることについて、ファンの間には不安の声も少なくない。しかし2018年のオーディションによって加入した二期生のなかには、すでにグループの中心的存在として活躍してるメンバーもいることから、今回の募集がグループにとってプラスになることは明らかだ。加入時期が遅れた2020年加入組の二期生にも、コロナ禍という厳しい状況下でありながら急成長を遂げたメンバーが現れている。
その筆頭が守屋麗奈だ。守屋は研修生時代から期待されていたメンバーではあったものの、グループに加入した2020年の段階ではそこまで目立った活躍はできず、1stシングル曲「Nobody’s fault」の選抜にも選ばれていなかった。しかし番組でぶりっ子キャラやおバカキャラが定着して以降注目を集める存在になり、情報番組のレギュラーに抜擢されたり、最近ではゴールデンタイムのバラエティ番組にもソロで出演。加入からわずか2年という短い期間にも関わらず頭角を現している。
ビジュアル面で注目されがちな守屋だが、パフォーマンス面での成長も見逃せない。守屋は身長が154cmと櫻坂46では低い方で、ダイナミックな動きをするタイプではないが、感情の入った表情作りやしなやかな手足の使い方による豊かな表現力で観客を魅了する。グループに欠かせないメンバーのひとりだ。
2018年加入組からはすでに多くのセンターが登場
一方で、2018年加入組の二期生はセンターを3人輩出しており、もはや名実ともにグループの柱として成長したと言えるだろう。
例えば櫻坂46の1stシングルから2作連続で表題曲センターを務めたのが森田ひかる。欅坂46から櫻坂46へと改名した怒涛の期間をその高いパフォーマンス力によって力強く牽引し、最近ではポケモン好きやカプセルトイ好きといった趣味の側面にもフォーカスが当たり、伸び伸びと活動している印象だ。
そのバトンを受け取りセンターに立った田村保乃は、個人写真集の発売や数々のテレビ番組への出演などで大きな存在感を発揮。「櫻坂46 新メンバーオーディション」新CMに「アイドルは私をつくってくれたもの」というコメントを寄せているように、もともとアイドルファンだった田村が今では逆にステージに立って夢や希望を与える存在になったと言える。
最新シングル曲「五月雨よ」でセンターに立つ山﨑天は、グループ最年少ながらファッション誌『ViVi』専属モデルとしても活動中。同オーディションCMで語られている「覚悟を決めたらいろんな世界が広がっていた」「アイドルは自由な場所」という本人の言葉の通り、歌やダンスだけでなく幅広い分野で活躍できるアイドルという生き方をまさに体現しているメンバーである。
現在グループを引っ張っているこうしたメンバーたちは、必ずしもダンスの経験があったり、加入への強い意志があったりしたわけではない。守屋もオーディション参加の理由は「今でもよくわかっていない」という。
「きっと当時の私の中に、“自分を変えたい、変わりたい”という気持ちがあったんだと思います。“考えるよりも先に行動しちゃえ!”っていうタイプなので」(『ボム 2022年5月号』より)
こうした言葉にもあるように、変わりたいという気持ちさえあれば、どんな人でも成長できる場だ。先日グループを卒業した一期生の原田葵も「普通に生きていた自分よりも何倍も成長できた」とこれまでの活動を振り返っていた(※2)。彼女たちがいかに短期間で急成長を遂げたかを考えれば、これからやってくる新メンバーには期待しかない。
※1:https://sakurazaka46.com/s/s46/page/audition
※2:6月12日放送『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)
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